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教授挨拶

Messages from Professor

川崎医科大学薬理学教室は初代の村山好道教授のもと、昭和47年に開設されました。以後、第2代の齋藤泰一教授(昭和51年~平成8年)、第3代の大熊誠太郎教授(平成8年~28年)に引き続き、私が第4代となります。

医療には正確な診断と的確な治療が必要とされ、特に治療に際しては内科系・外科系を問わず、薬物の投与が行われます。そのため、将来医療の仕事に携わる医学部学生にとって薬理学の基礎知識は必要不可欠であり、充分に理解を深めることが必要です。薬理学の履修以前に学んできた医学の形態学的部門(解剖学、組織学、病理学)、機能的部門(生理学、生化学)及び免疫学や微生物学などの基礎的知識が薬理学修得の基盤となります。医療に従事する臨床医には、基礎薬理学の知識に加えて、臨床薬理学的知識を有することが求められます。当教室では基礎薬理学の授業に際し、臨床薬理学の基礎についても修得できるように配慮しており、薬理学実習やP-Drug適正薬剤選択演習、薬理学ロールプレイ演習等を通してそれらの知識を確実にするように努めています。

研究面では、脂質メディエーターを中心として、代謝経路や疾患発症機序についての解析を進めています。

(詳しくは、研究内容のページをご覧ください。)

薬理学教室では基礎研究に興味のある若い大学院生や研究者を求めています。大学院生募集のページを御覧頂き、ぜひ御連絡ください。

ともに基礎医学研究を通して、本学の発展に少しでも貢献することが出来れば幸いです。

川崎医科大学薬理学教室

教授  岡本安雄

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